侵襲性肺炎球菌感染症とは

侵襲性肺炎球菌感染症とは肺炎球菌による感染症のうち、
本来無菌環境である部位(血液、髄液等)から、本菌が検出された感染症のこと。
髄膜炎、菌血症を伴う肺炎、敗血症などが特に問題とされており、小児および高齢者を中心に患者報告があります。

侵襲性肺炎球菌感染症はとは肺炎球菌による感染症のうち、本来無菌環境である部位(血液、髄液等)から、本菌が検出された感染症のこと。髄膜炎、菌血症を伴う肺炎、敗血症などが特に問題とされており、小児および高齢者を中心に患者報告があります。

  • 肺炎球菌は乳幼児の鼻咽頭に高頻度に保菌されており、市中における同菌の水平伝播に重要な役割を果たしています。
  • 侵襲性肺炎球菌感染症(invasive pneumococcal disease; IPD)とは本菌が血液や髄液等の無菌的検体から検出された感染症のことです。
  • 本菌は小児・成人に侵襲性感染症のみならず、肺炎・中耳炎・副鼻腔炎などの非侵襲性感染症を起こします。

お知らせ

  • 2025.04.24ホームページをアップデートしました
  • 2024.04.09ホームページをアップデートしました
  • 2023.03.22ホームページをアップデートしました

日本医療研究開発機構(AMED)新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業

研究開発課題名
「定期接種ワクチンのリアルワールドにおける有効性検証および今後の予防接種施策の向上に資する基礎的・臨床的・疫学的研究」:2025-2027年度(予定)
研究開発代表者 菅 秀(独立行政法人国立病院機構三重病院 小児科)

厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業

研究開発課題名
「成人の侵襲性細菌感染症サーベイランスの強化のための研究」:2025-2027年度(予定)
研究代表者 明田幸宏(国立感染症研究所)