小児・成人の侵襲性インフルエンザ菌感染症の疫学情報

小児疫学情報

侵襲性インフルエンザ菌感染症症例数年次推移(5歳未満小児 10道県)

侵襲性インフルエンザ菌感染症症例数年次推移のグラフ

侵襲性インフルエンザ菌感染症分離菌の血清型分布年次推移(5歳未満小児 10道県)

侵襲性インフルエンザ菌感染症分離菌の血清型分布年次推移のグラフ

成人疫学情報

年別分離菌株の血清群(n=595, 2013~2025年, 2026年3月25日時点)

年別分離菌株の血清群のグラフ

各年の男女別症例数(n=595, 2013~2025年, 2026年3月25日時点)

各年の男女別症例数のグラフ

年齢層別症例数(n=590, 2013~2025年, 2026年3月25日時点)

※調査票に年齢の記載がなかった4例を除く

年齢層別症例数のグラフ

患者情報のまとめ

  • 2019年まで症例数(菌株数)は徐々に増加し、COVIDー19流行期(2020~2022年)には減少、2023年に増加に転じ、2025年は前年を上回った
  • 血清型は無莢膜型が大部分を占め、莢膜型の中ではf型が最も多かった
  • 期間中、多くの診断年で男女比は概ね1:1であったが、近年は男性が女性を上回る傾向がみられ、2025年にはその男女差が拡大した
  • 症例は60歳以上が多くを占めた
  • 60~89歳では男性が多かった一方、20~59歳では、女性が多かった

β-lactamaseの有無とAmpicillin感受性

β-lactamaseの有無とAmpicillin感受性のグラフ

β-ラクタム系抗菌薬感受性の年次推移

β-ラクタム系抗菌薬感受性の年次推移のグラフ

薬剤感受性情報のまとめ

  • 2025年分離株(n=97)のうち、アンピシリン耐性株の割合は57%(n=55)であり、β-lactamase保有株の割合は14%(n=14)であった。
  • 2025年分離株のアンピシリン/スルバクタム耐性率は43%、メロペネム耐性率が9%であり、セフォタキシムとセフトリアキソン耐性株は認められなかった。